歯周病は何歳ぐらいから気を付けるべき?
患者様の反応を見ていると、「歯周病はお年寄りの疾患」と思っている方が多いようですね。
実は、早い方ですと30代で歯周病を発症する方もいるというのが現実です。
実際、40代~50代で歯周病の症状が出てくる方は一般的なので、それほど「年寄りの疾患」という事でもないのです。
ご質問にある「歯周病は何歳ぐらいから気を付けるべきか」という事になりますと、歯医者としては、40歳になったら気を付けてほしいとお話しています。
40歳を迎えたら、サボらずきちんと三ヵ月に一度の歯科検診を受け、歯周病予防を真剣に取り組んでいただきたいと思っています。
【最初は無症状】
歯周病の怖いところは、歯周病初期はこれといった症状がないという事でしょう。
つまり、「まだ若いから」「歯周病はもっと先の話」なんて呑気に構えていると、突然、歯肉から血が出たり、歯肉が腫れあがったりという症状が出て、歯がグラグラしはじめるという状況になるかもしれません。
だからこそ、日ごろの歯科検診における歯周病チェックが重要なのです。
山川歯科医院